雑記 2nd Edition

日々のさまざまなことを、つらつらと。

わたくしの英語学習遍歴(2)

30代後半に突入しようやく本気で英語を勉強し始めたわたくしの,その後。

このとき飛び込んだのが,「構内一切日本語禁止」な某英語学校。
英会話というよりは英語学校という感じ。
とてもユニークな学校でした。
少人数クラス制になっており,担任(アドバイザー)がいて,半年を1クールと捉えて学内発表会に向けて英語オンリーのコミュニケーションでクラスの課題に取り組むというもの。
ドラマだったり,ディベートだったり,プレゼンテーションだったりとクラスによってさまざま。
その他に発音矯正の授業やスピーチのための授業などなど。
(ここまで書くと,分かる人にはこの某英語学校がどこだか分かるだろなと)


だがしかし。
しっかり頑張って英語脳作るぞと息巻いて入学したものの,たった5ヶ月でドロップアウト
わたしには合わなかったのですよ,ええ。
コンセプトは素晴らしいと思うの。構内では一切日本語禁止。何か発言しようと思えば英語でなくてはいけないので,授業料払ってる以上は必死に喋ろうとするし,アウトプットのための環境としてはこの上ないものだと思う。
ただ,ドラマというか,いろいろに演技を求められるっていうのがね。
恥ずかしがらずにドラマに取り組むことで,人間的にもカラが破れる。そして英語を使うことについても積極的になれる。
というコンセプトはわかる。間違ってない。と思う。
伸びる人は相当伸びるに違いないと思わせる魅力は確かにこの学校にはあった。
でも私には合わなかった。まあ,要するに引いちゃったんですな。オーバーリアクションを求められすぎて,どんどん引いてしまったという。
基本的にテンション低めな人間なわたくしなので,残念ながら性格的に合わなかったんだろうなと。
「そこで人間としてひとつ殻を破って成長を遂げるんだ!」とcheer upされたけど,そこで「わかったわ!わたし殻を破るわ!!」と思えなかったのよね。
あとは訂正・修正をしてくれる機会が少なすぎることへの不満かな。日本人の生徒同士が英語でコミュニケートしてるので,超絶和製英語なんかもはびこってるんだけど,あんまり訂正してもらえない。そこは非常にストレスフルだった。
個人的な感覚としては,「英語を発すること自体にとまどいがある人」「人並み以上の英語力はすでにあるが,日本国内で英語を使える環境が欲しい人」あたりにはぴったりな学校なんじゃないかと思う。


とはいうものの,この学校で得られたことは少なくなかった。
まず,発音矯正という視点。
聞こえない音は発音できないし,発音できない音は聞こえない。
発音できるかどうかがヒアリングのスキルに響くっていうのを実感できたのは大きかった。
他のスクールを探すに当たって,この「発音矯正」の視点は大きく影響したし,そういう発想で英語学習に取り組むようになったこと自体は間違ってなかったと思うし,現在進行形で矯正ちうですw


ということで,さらにつづく。

わたくしの英語学習遍歴。

このブログのメイントピックのひとつになるであろう英語学習(そうなの!?)関連として,まず私のこれまでの英語学習遍歴について語ってみようかと。
ちなみにわたくし,業務上,そこそこそれなりに英語を使う必要のある仕事をしております。
まあそんなに多くはないけど。
比率でいうと,日本語9:英語1な感じ。
うん,多くないねw
多くはないけど,いわゆる「お尻に火がついてる状態」ではあるのです。かれこれ10年ほど。いい加減焼け焦げる。


閑話休題


中学生時代の英語の成績が図らずも良かったせいで,まともに英語の勉強をしないまま20代になってしまった今から十数年前のある日。
「HI, Tom.」「Hi, Becky.」「This is Michael. He is my firend.」
とかいう教科書英語そのまんまの知識しか残ってない。リアルに。
「このままではいけない」と思い立ち,英会話スクールのGABA(マンツーマン英会話)に入学。
というのも,その年の夏休みにロンドンとグラスゴーに旅行することになったものの,正直言って挨拶すらどうしたらいいのかよくわからなかったから。自力でホテルにチェックインするなんてもってのほか。
てことでGABAである。
英語を使わなきゃいけない環境の職場に身を置きながら,仕事上の必要性からではなく遊びが理由で英会話学校に駆け込んだっていうのが自分でも世の中なめてたなとは思う。うん。
GABAのシステムはかなり私にとっては合っていて,直前でも空きがあればネット上で予約できるというのが非常に良かった。
講師のクオリティもかなり高かったような気がする(おまえが講師の技量を計れるんかいという正論はなしの方向で)。
そうしてGABAに5ヶ月ほど通い,挨拶の仕方や簡単な日常英会話を学ぶ。
「発音はいいですね」と数人に褒められ気をよくしつつ講座終了。
通い続けてたら今頃違ったかなあとは思うけど,GABAの会費は結構お高くて,当時の私には払い続けるのがしんどかったというのがほんとのところ。


そして月日は流れ,約10年ほどが経過。
この間,海外旅行はそれなりに行っており,基本的にはフリーツアー。文法的な誤りは多々あるものの,持ち前のふてぶてしさで何とか乗り切る。
逆に言えば,旅行英語はその程度でどうとでもなるということですよ。意外に意思疎通できるもんです(相手のおかげ)。
とはいえ仕事で本格的に英語を使わないといけなくなり,冗談ではなくやばくなってきたわけです。
30代になって初めての本気。


さて,とにかくやばいのだけど,どうしたらいいのかが分からない。
英会話スクール行くだけで英語ができるようになるわけでないことは,過去の経験から十分認識していたわけです(GABAは楽しかったし良いスクールだと思うけど,仲の良い講師ができてからは決まった話題ばっかになってしまい,語彙が偏ったのがいけなかった。まあ使い方なんですが)。

そんなわけで何をやるのがベスト(あるいはベター)なのか分からないまま,とにかく怠け者なわたくしなので,しんどい環境に身を置かねばなるまい!!とばかりに,日本語使用禁止の英語学校に飛び込んでみた。どうべきかは入ってから考えよう的な。
この学校,かなりユニークだったんだけど,結論から言うと私には全く合わなかった。
ということで若干長くなったので次回につづく。

こちらでははじめまして。

どうもでございます。
はてブでは初めてのエントリです。こちらではcha2と表記させて頂きまする。
もともとやってた「雑記」というブログがあるんですけども、心機一転てな感じではてなに移転してみたわけです。てことで2nd Edition。
サッカーネタ中心で書いてる別ブログとは趣をおもきし変えまして、こちらでは全力で日常のあれこれをつれづれなるままに書きなぐっていこうと思っております。

どぞよろしこ。